白髪染めの種類

 

一言で「白髪染め」といっても、白髪染めには様々な種類があります。

 

・ヘアカラー
永久染毛剤です。白髪染め、というとヘアカラーが主流です。メラニン色素を分解して脱色し、髪の内側まで染料が入り込んでしっかりと結合します。白髪も黒髪も同じ色に染まるので、全体的にまとまった髪色に染めることができます。本格的にしっかりと染めたい方におすすめです。髪が伸びてくると根元の部分が目立ってきてしまいますね。定期的に染め直す必要がありますが、ヘアカラーはキューティクルを傷つけてしまうので、繰り返すことでパサつき感が出てしまう場合があります。

 

・ヘアマニキュア
半永久染毛剤です。メラニン色素の分解は行わず、髪の表面にのみ染料を浸透させます。白髪は自然な色に、黒髪は少し雰囲気が変化する程度になります。シャンプーをするたびに色が落ちてしまうので、1ヶ月ごとに染め直す必要がありますが、ヘアカラーに比べると髪へのダメージが少なくなります。髪の傷みが心配な方や、気軽に白髪染めをしたい方におすすめです。染めた直後は襟元に色が付きやすく、また濡れると色落ちする場合もあるので注意しましょう。

 

・一時着色料
一時的な白髪染めです。髪の内部までは浸透せず、表面に染料を付着させます。手軽にできるスプレータイプやスティックタイプが一般的です。急な外出や来客がある場合などに、さっと使うことができるので嬉しいですね。シャンプーで洗い流すと簡単に落ちてしまいますが、髪への負担が少ないのも利点と言えるでしょう。